エクササイズの学習メモ

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勤めている会社が倒産するかどうか判断する方法

人材系では結構有名なワイキューブという会社が倒産しました。
http://www.tsr-net.co.jp/news/flash/1209840_1588.html
事業を拡大しすぎたことと、リーマンショックが原因のようです。
同社はメディアに頻繁に登場し、世間から注目を集めていて、大手企業にまじって就職したい会社ランキングに入ることがあるほどの人気企業でした。また、リクルート出身の師匠のもとコピーライティングの勉強をしていた僕は、TCC会員のコピーライターとかも外注で使うことがあるというこの会社を結構注目していました。

ところがです。これだけ人気があってイケイケと思われる会社でも、倒産することがある。コンサルタントも入っていたようだし、きっと会計士のアドバイスなども受けていたことでしょう。それでも会社は倒産するみたいです。

そこで今日は、死活問題でもある「勤めている会社が倒産するかどうか判断する方法」を考えてみました。


■勤めている会社が倒産するかどうか判断する方法


1.妙に羽振りがよい時期が過去になかったか調べる
「羽振りがよい」というのは、「油断している」ということ。「社員に還元している」というニュアンスとは違います。会社が「ちょっとこれは働いた対価としてはどうなんだろう」と思う行動を起こす癖があるようなら「あれ、なんかこの会社おかしくない?」と警戒した方がいいと思います。


2.利益が出ているかどうかを調べる
利益が出ていないようなら、その原因を探りましょう。一時的なものならいいのですが、「業界がもうダメ」とか「会社の浪費癖が止まらない」などの原因だと危険です。


3.給与やボーナスに異変が生じていないか考えてみる
人件費の捻出に困るというのはやっぱり黄色信号ですよね。
破滅への序曲なのか、それとも会社が成長するための試練なのか、この時点でじっくり考えましょう。ただこの時点で役員報酬を下げていないようなら、その時点でその会社は見切りをつけた方がいいと思います。トカゲのしっぽを切る会社だということで。


4.リストラのやり方が徹底されているかどうか考えてみる
僕が以前働いていた会社は、リストラを敢行したあとも生き残っています。きっとリストラが徹底されていたからでしょう。その会社はしまいには「経理の人が営業に異動」「デザイナーの人が営業に異動」みたいなことが多発し、すごい勢いで人が辞めていきました。やり方に問題があったものの、「企業が生き残るため」という観点から見れば、わりと正しい判断をしたのではないかと思っています。
リストラは、倒産するか生き残るかの判断が分かれるところです。なぜならリストラによって業績を立て直し、教訓からまともな会社に生まれ変わる場合もあるからです。この場合も慎重に判断しないと、後で後悔することになります。安易な転職はやめましょう。(何度も転職してる自分が言うのも何ですが…)


5.経理の人が何人も辞めたりしていないか考えてみる
もし、経理の人がたくさんいなくなっているようなら…いや、もうこれはアウトでしょ。すぐに逃げた方がいいと思います。ただし、辞めるタイミングは十分に考えましょう。転職活動は今の会社に勤めながらやった方が絶対いいです。すぐに辞めたりしないで、次の会社が見つかってから辞表を出しましょう。


こんなのを見つけました。

<人材系要注意>ワイキューブはそろそろ倒産します

1 :名無しさん@どっと混む:2008/12/21(日) 06:31:27 id:NDb/ddFL0
私はワイキューブの社員ですが、うちの会社はそろそろ倒産します。
銀行からの融資も前からストップしているし、売上も激減。
社員のボーナスや給料も減らされる一方です。あと数ヶ月の命か…。

人材系の会社はみんな厳しいと思うけど、
会社がつぶれる前にさっさと転職しましょうよ。


日付は2008年ですよ。こんな前から内部告発されていたんですね。ネットの情報(2ちゃんねるの情報)もあなどれません。サラリーマンにとって会社の存続は死活問題。危険を察知したらよーーく考えたうえで、迅速に行動しましょう。


自分の会社がどのパターンで倒産するか事前に勉強しておくのもリスクヘッジに繋がります。