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上級Web解析士の資格を取ってみた

先日、勢いあまって上級Web解析士の資格を取ってしまいました。
資格を取るためにかかった費用は80,000円(受講・試験費用 70,000円、認定料 10,000円)と大変デンジャラス。この価格の高さから、申込を躊躇されている方も多いのではないでしょうか。
そこで今日はこの上級Web解析士の資格についてレポートしてみたいと思います。


■概要について
上級Web解析士の資格は2日にわたる講義を受け、最終日の試験に合格することで取得できます。新しい資格なので難易度は低く、おそらく初級資格を取った人なら誰でも合格できるのではないかと思います。


■講義の内容について
二回に分けて講義を受ける理由は、おそらく一回目の講義で出される課題を二回目の講義時に提出しなければならないからです。僕が受講したときは、この課題がまだ必須ではなく任意でした(2012年3月)。
課題の内容は、年間のWeb施策計画を立てるというもの。リスティングなどで費用をかけすぎていた赤字プロジェクトを、ソーシャルマーケティングやLPOなどの手法を用いて黒字化していきます。具体的な方法としては、各施策ごとに数式が入ったエクセルのシートに数字を入れていく感じです。
講義の内容は初級のときと同様で、実践でも使える小技(アナリティクスの使い方など)や最新のトレンド情報が盛り込まれた大変役に立つものでした。
ただ講義といっても2日間ではやはり時間が足りません。おいおいこれでいいのかよ、というほどあっという間に終わってしまいます。もうちょっとじっくりと教えて欲しいなーと思いました。


■テキストについて
初級のときとは異なり、上級では一般的に販売されているものではないテキストが配布されます。見た目は市販のバインダーに印刷されたテキストがファイリングされている手作り感満載のものです。
内容としてはまあ、「Webコンサルの人たちってこういうことしてるのね」っいうのがわかる内容で、顧客に書いてもらうヒアリングシートなどもついてます。これはなかなか役に立ちそうだと思いました。


■資格試験について
資格試験の内容は講義の内容とあまり関係がなく、初級の試験にプラスの要素が加わった感じの知識を問われる問題が多かったと記憶しています。なので試験に受かるには初級のテキストを読み返すことが大切かと思います。
試験の合格点は公開されていません。講師の方に聞いても教えてくれませんでした。勝手な想像ですが、落ちる人はいないんじゃないかと思います。なのでもちろん僕も合格したわけですが、自分が何点とれていたかはわかりません。


資格の内容はざっくりこんな感じです。これからWebでメシを食っていこうと考えている方は、受けて損するような内容ではないと思います。
僕としては資格を取ってからだいぶ日数が経っているので、そろそろ復習しなくちゃなーと思っています。



【報告】難易度の件について、運営者の方からツッコミが入りました。4月より課題レポートの提出が義務付けられ、少し難しい試験になったそうです。


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