エクササイズの学習メモ

勉強のメモです

普段から感じ悪いので、感じのよい話し方について学んでみた

アクティブリスニング」に続いて「感じのよい話し方」のセミナーにも参加してみました。
とにかく僕は普段から感じが悪いので、せめて仕事中だけでも多少なりとも愛想良くしようという試みです。これで少しは話上手になれればよいのですが。


■感じのよい話し方のポイント


1.腹式呼吸する
人は息を吸うときに緊張し、息を吐いているときにリラックスするんだそうです。肩の力を抜いてリラックスすれば、自ずと感じのよい話し方ができるようになるみたいです。
腹式呼吸の方法>
1.まず息を吐く。
2.鼻からめいっぱい息を吸う。
3.口をストローのようにして、少しずつ息を吐いていく。


2.相手をよく観察する
アクティブリスニングでもあった「ノンバーバルに敏感になる」という手法です。そもそも話上手とは聞き上手のこと。重なる点があっても不思議ではありません。
で、何のために観察するのかと言うと、空気を読むためです。これは「同調する」というテクニックに繋げるためで、嬉しそうな相手には嬉しそうに、悲しそうな相手には悲しそうに対応すると「感じのよい人だ」とう風に見られるのだとか。
最近は「空気なんて読むな」という意見をチラホラ見かけますが、それだとダメなビジネスマンという風に見られて損をしてしまいます。


3.口を大きく開ける
「なめらかにしゃべる」とうのも感じのよい話し方の技術の一つだそうです。そのためには口を大きく開けて話すのが大切で、アナウンサーなどは「ア、エ、イ、ウ、エ、オ、ア、オ」というような発声練習をしています。
特に自分が苦手とする言葉を見つけて練習すると良いようです。


4.提案する
たとえば断る場合なども、「私にはムリです」と言うだけでは印象が悪いです。なので、1.「すいません」で、2.「できませんが」で、3.「こうしてはどうですか?」という順番で話すとよいそうです。
「接遇話法」という手法で、接客対応やクレーム対応などに有効だとか。これは「建設的な人だ」というイメージを持ってもらうのにいいなと思いました。


5.相手を褒める
相手を褒めるのは、とてもテクニックがいる行為です。何しろ本気で思っていない褒め言葉は、すぐにおべっかだとばれてしまいますから。
また、相手を褒めるには、相手のことをよく見ておかなければなりません。しかも人は、相手の良いところよりも悪いところを先に探してしまう習性があるそうです。なので意識して人を褒める練習をしないとどうにもなりません。
たとえば「電車に乗ったらまわりの人のよいところを片っ端から探していく」などの練習をすると良いようです。


セミナーに参加してわかったこと】
講師いわく「自分の言葉は自分を表す」のだそうです。これはつまり「無理にでも話し方を変えれば、自分自身も変わることができる」ということ。
たとえば一人称を「ワタクシ」にしただけで、「とても丁寧な自分」に早変わりできます。これはなるほどな、と思いました。


あとは自分が話している声を録音して聞いてみると癖などがわかるので、それを直していくという方法もあります。ただこれは、インタビューをする機会がある方などでないと、なかなか難しいかもしれません。
ちなみに僕は「え〜」を多用するという癖があります。あとインタビューの「出だし」がしょぼいという癖(?)も。しょぼいっていうのは「緊張している」のと「舌がまわっていない」のがあいまって、素人のようなインタビューをしてしまうということです。
時間が経つと慣れてきてしゃべれるのですが。なんとかスタートダッシュできるようになりたいものです。


「話し方」ってあまり意識しないけど大事なんですね。
この本で勉強しようと思います。CD付いてるし。